旬の野菜が今年は本当に高いです。農林水産省の調査によりますと、10日から12日の全国平均値でナスやキュウリなどは平年の約1.4倍になりました。今月上旬までは長雨や日照不足の影響で価格が高騰しています。梅雨が明けると今度は高すぎる気温に畑で傷んでしまうものが多いため、依然、高値が続いているのです。
長雨と高温の影響を受けたのはレタスの他にどれもこれも気候の影響を受けているといいます。さらに、秋葉社長が「事件」と表現したものが…。夏の風物詩のスイカです。「この時期にスイカが高騰したり、なかったりするのは珍しい。自分たち、この業界の人間から言ったら事件的な問題です」と言われました。
秋葉社長によりますと、かなりのスイカ畑が大雨で水没したためだといいます。農水省によりますと、キュウリやナスの高騰は落ち着きつつあるということですが、レタスなどの葉物野菜が平年並みに戻るのは来月以降になる見込みだということです。