台風10
号の
接近に
伴って、
熊本市は
職員や
市民の
安全を
確保するため、
台風が
最も接近するとみられる7
日は
市役所の
業務を
停止することを
決めました。
熊本市がこうした
対応を
取るのは
初めてだということです。
動植物園の休園や総合体育館の休館も決定
熊本市は4日午後、台風10号が最も接近するとみられる7日は、市役所の業務を終日、停止すると発表しました。
市によりますと、これに伴って、災害対応に当たる630人の職員を除く、およそ1万4000人の職員などは在宅勤務や自宅待機となるということです。
台風の影響で市役所の業務を停止するのは初めてだということで、被害の状況を判断しながら、8日以降に通常どおりの業務を再開することにしています。
また、市が運営する動植物園の休園や総合体育館の休館も決まっています。
熊本市の大西一史市長は「かつてない規模の台風に強い危機感を持っている。最悪の状況を想定して事態に備えることが必要だと判断した。市民にも命を守る行動を取ってもらいたい」と話していました。