渡邊わたなべ雄太ゆうたがＮＢＡえぬび-えい出場しゅつじょう 日本にっぽん選手せんしゅでは14年ねんぶり２に人にん目め

香川かがわ県けんの尽誠学園じんせいがくえんで全国ぜんこく高校こうこう選抜せんばつ大会たいかいの２に年ねん連続れんぞく準じゅん優勝ゆうしょうに貢献こうけんするとともに、高校生こうこうせいで初はじめて日本にっぽん代表だいひょう候補こうほに選えらばれました。高校こうこう卒業そつぎょう後ご、ＮＢＡえぬび-えいを目指めざしてアメリカに渡わたり、ジョージ・ワシントン大学だいがくに入はいって主力しゅりょく選手せんしゅとしてプレーしました。

身長しんちょうは２にメートル６ろくセンチ、スピードのあるドリブルや離はなれたところからのシュート力りょくを武器ぶきに、複数ふくすうのポジションをこなせるのが持ち味もちあじです。

大学だいがくを卒業そつぎょう後ご、ことし６月ろくがつのドラフト会議かいぎでは指名しめいされませんでしたが、ＮＢＡえぬび-えい入いりを目指めざす若手わかて選手せんしゅなどによる「サマーリーグ」に参加さんかして、ＮＢＡえぬび-えいのチームとの契約けいやくを目指めざしていました。

そして７月しちがつに、ＮＢＡえぬび-えいのグリズリーズと下部かぶリーグでプレーしながら一定いってい期間きかんＮＢＡえぬび-えいでもプレーできる「ツーウエー契約けいやく」を結むすび、ＮＢＡえぬび-えい出場しゅつじょうの機会きかいをうかがっていました。

日本にっぽん代表だいひょうとしては、９月くがつに行おこなわれたワールドカップアジア２に次じ予選よせんの２に試合しあいに出場しゅつじょうし、アメリカのゴンザガ大学だいがくでプレーする八はち村むら塁るい選手せんしゅとともに攻守こうしゅに活躍かつやくしてチームの勝利しょうりに貢献こうけんしました。

渡邊わたなべ選手せんしゅとは

ＮＢＡえぬび-えい、アメリカプロバスケットボールの試合しあいに、日本にっぽん選手せんしゅとして２に人にん目めの出場しゅつじょうを果はたした渡邊わたなべ雄太ゆうた選手せんしゅは、香川かがわ県けん三木みき町まち出身しゅっしんの24歳さい。両親りょうしんはともに実業じつぎょう団だんでプレーした元もとバスケットボール選手せんしゅです。

香川かがわ県けんの尽誠学園じんせいがくえんで全国ぜんこく高校こうこう選抜せんばつ大会たいかいの２に年ねん連続れんぞく準じゅん優勝ゆうしょうに貢献こうけんするとともに、高校生こうこうせいで初はじめて日本にっぽん代表だいひょう候補こうほに選えらばれました。高校こうこう卒業そつぎょう後ご、ＮＢＡえぬび-えいを目指めざしてアメリカに渡わたり、ジョージ・ワシントン大学だいがくに入はいって主力しゅりょく選手せんしゅとしてプレーしました。

身長しんちょうは２にメートル６ろくセンチ、スピードのあるドリブルや離はなれたところからのシュート力りょくを武器ぶきに、複数ふくすうのポジションをこなせるのが持ち味もちあじです。

大学だいがくを卒業そつぎょう後ご、ことし６月ろくがつのドラフト会議かいぎでは指名しめいされませんでしたが、ＮＢＡえぬび-えい入いりを目指めざす若手わかて選手せんしゅなどによる「サマーリーグ」に参加さんかして、ＮＢＡえぬび-えいのチームとの契約けいやくを目指めざしていました。

そして７月しちがつに、ＮＢＡえぬび-えいのグリズリーズと下部かぶリーグでプレーしながら一定いってい期間きかんＮＢＡえぬび-えいでもプレーできる「ツーウエー契約けいやく」を結むすび、ＮＢＡえぬび-えい出場しゅつじょうの機会きかいをうかがっていました。

日本にっぽん代表だいひょうとしては、９月くがつに行おこなわれたワールドカップアジア２に次じ予選よせんの２に試合しあいに出場しゅつじょうし、アメリカのゴンザガ大学だいがくでプレーする八はち村むら塁るい選手せんしゅとともに攻守こうしゅに活躍かつやくしてチームの勝利しょうりに貢献こうけんしました。

グリズリーズとは

ＮＢＡえぬび-えい＝アメリカプロバスケットボールのグリズリーズはアメリカ南部なんぶにあるテネシー州しゅうのメンフィスに本拠地ほんきょちを置おくチームです。

チームの創設そうせつは1995年ねんで、カナダのバンクーバーが本拠地ほんきょちでしたが2001年ねんからメンフィスに拠点きょてんを移うつしました。

ＮＢＡえぬび-えいのウエスタンカンファレンスに所属しょぞくし、創設そうせつ当初とうしょは弱小じゃくしょうチームでしたが徐々じょじょに力ちからをつけ、2010年ねんから11年ねんのシーズン以降いこう、７ななシーズン連続れんぞくでプレーオフに進すすみました。

しかし、昨さくシーズンは主力しゅりょくのけがなどに苦くるしみウエスタンカンファレンスで15チーム中ちゅう14位いに終おわり、プレーオフ進出しんしゅつを逃のがしました。

「ツーウエー契約けいやく」とは

「ツーウエー契約けいやく」は、昨さくシーズンから導入どうにゅうされた通常つうじょうとは異ことなる契約けいやくです。

対象たいしょうとなるのは、新人しんじんから４よん年ねん目めまでの若手わかて選手せんしゅで、各かくチーム最大さいだい２に人にんまで結むすぶことができます。

この契約けいやくを結むすんだ選手せんしゅは、主おもに下部かぶリーグのチームでプレーしますが、メンバーの不調ふちょうやけがなどで新あらたなメンバーを招集しょうしゅうする必要ひつようが生しょうじたときに、下部かぶリーグから昇格しょうかくし、最大さいだいで45日間にちかん、ＮＢＡえぬび-えいでプレーできます。

ただ、通常つうじょう下部かぶリーグのチームに所属しょぞくする選手せんしゅは、オファーがあればどのＮＢＡえぬび-えいのチームとも契約けいやくすることができますが、「ツーウエー契約けいやく」をしている選手せんしゅは、ほかのチームとは契約けいやくを結むすべないため、ＮＢＡえぬび-えいでプレーするためには所属しょぞくのトップチームに昇格しょうかくするしかありません。

日本にっぽん選手せんしゅとＮＢＡえぬび-えい

日本にっぽん選手せんしゅとＮＢＡえぬび-えいの関かかわりでは、1981年ねん、当時とうじ、日本にっぽんの実業じつぎょう団だんチームでプレーしていた岡山おかやま恭きょう崇たかしさんがＮＢＡえぬび-えいのドラフト会議かいぎで指名しめいされました。

岡山おかやまさんは２にメートル20センチを超こえる長身ちょうしんを生いかしたプレーが持ち味もちあじで、日本にっぽん代表だいひょうでもプレーしていましたが、ＮＢＡえぬび-えいのチームには入団にゅうだんせず、日本にっぽんでプレーを続つづけて引退いんたいしました。

その後そのご、日本にっぽん選手せんしゅとＮＢＡえぬび-えいとの関かかわりは途絶とだえましたが、2003年ねんに田た臥が勇いさむ太ふとし選手せんしゅが日本にっぽん選手せんしゅとして初はじめてＮＢＡえぬび-えいのチームと契約けいやく、次つぎの年としには４よん試合しあいに出場しゅつじょうし７なな得点とくてんを挙あげました。

2014年ねんには富樫とかし勇樹ゆうき選手せんしゅがＮＢＡえぬび-えいのチームと契約けいやくしましたが、試合しあいに出場しゅつじょうすることはできませんでした。