筆記具メーカーぺんてるをめぐる
文房具大手2社による
争奪戦で、コクヨは
9日、
株式買い取りの
申し込み期限を
迎えます。
目標とする
過半数の
株式を
取得できたのか
どうかが
焦点ですが、
会社では
集計作業に
時間が
かかるとしており、
発表は
数日後に
なるものとみられます。ぺんてるをめぐっては
先月15
日にコクヨが
敵対的買収に
乗り出し、
株式の
過半数を
取得して
子会社にすることを
目指しています。
一方、ライバルのプラスはそれを阻止するため、ぺんてるの株式を10日までの期限で最大で33.4%買い取る提案をしていて、争奪戦になっています。
コクヨがぺんてるの株主に呼びかけていた株式買い取りの申し込み期限は9日までとなっています。目標とする過半数の株式を取得できたのかどうかが焦点ですが、会社では集計作業に時間がかかるとしており、発表は数日後になるものとみられます。
これまでコクヨは株式の買い取り価格を2度にわたって引き上げたほか、コクヨ、プラスの両社とも、ぺんてるの株主に手紙を送り、株式を譲り渡すよう要請するなど争奪戦は激しさを増してきました。
ぺんてるの株主は社員やOBの割合が高く、コクヨとプラス、どちらの主張が会社の成長につながると判断したのかが注目されそうです。