北朝鮮が
挑発的な
姿勢を
強める中、アメリカは
北朝鮮との
交渉を
担当するビーガン
特別代表が
日本と
韓国を
相次いで
訪れると
発表し、
北朝鮮への
対応をめぐり、
日韓両国との
緊密な
連携を
改めて確認する
方針です。
アメリカ国務省は、
北朝鮮との
交渉を
担当し
国務省ナンバー2の
副長官に
指名されているビーガン
特別代表が、
今月15
日から19
日にかけて
日本と
韓国を
相次いで
訪れ、
両国の
高官と
会談すると
発表しました。
韓国外務省は13日、ビーガン氏が15日から3日間の日程で韓国を訪問すると発表していて、ビーガン氏はその後、日本を訪れるとみられます。
ビーガン氏は、ことし10月、スウェーデンで7か月ぶりに北朝鮮と協議を行い、非核化を進めるための新たな提案を行いましたが、北朝鮮は「決裂した」と発表し、その後も協議の再開に応じていません。
さらに、北朝鮮は一方的に年末を期限と定め、アメリカに制裁解除などの譲歩を求めながら挑発的な言動を強めています。
このためビーガン氏は今回の訪問で、北朝鮮の完全な非核化に向けた今後の対応について話し合い、日韓両国との緊密な連携を改めて確認する方針です。