自民党安倍派の
政治資金パーティーをめぐる
問題を
受けて、
安倍派の
事務総長を
務める高木国会対策委員長は
記者団に対し国会対策委員長を
辞任する
意向を
茂木幹事長に
伝えたことを
明らかにしました。
高木氏“職を辞するべきだと判断した”
自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題で、高木国会対策委員長側はみずからが所属する安倍派からキックバックを受け、政治資金収支報告書に収入として記載していない疑いがあることがわかっています。
高木氏は臨時国会の閉会を受けて記者団の取材に応じ「政治資金パーティーの件で大変お騒がせをしている。臨時国会が終わり職を辞するべきだと判断した」と述べました。
その上で国会対策委員長を辞任する意向を茂木幹事長に伝えたことを明らかにしました。
高木氏は衆議院福井2区選出の当選8回で67歳。
2000年の衆議院選挙で初当選し、これまでに復興大臣や国土交通副大臣、衆議院の議院運営委員長などを務めました。
国会対策の経験が長く、おととし秋の岸田政権発足に伴い、党の国会対策委員長に就任しました。
安倍派では去年8月から事務総長を務めています。