タイ
北部の
洞窟に
入ったあと
行方が
分からなくなっていた
少年ら13
人は、10
日目の
2日夜、
全員の
生存が
確認され、
地元知事は
命に
別状はないという
見方を
示すとともに、
軍のダイバーが
食料をすでに
送り届けたことを
明らかにしました。タイ
北部チェンライ
県で
先月23
日から
洞窟に
入ったまま
行方が
分からなくなっていた
地元サッカー
チームの11
歳から16
歳までの
少年12
人と25
歳のコーチについて、
地元知事は
2日夜、
日本時間の
3日未明、
記者会見し、
洞窟の
入り口から
5キロ余り入った
所に
ある水を
避けられる
小高い
場所で
全員が
生存していたことをイギリス
人のダイバーらが
確認したと
発表しました。
知事は3日午前、改めて記者会見し、このなかで少年らの体調について「われわれが考えていたより体力はあるとの報告を受けた」と述べ、命に別状はないという見方を示しました。そして、海軍のダイバーがすでに食料を13人のもとに届けたことを明らかにするとともに、4か月分の食料を13人がいる場所に運び入れたいという考えを示しました。
また、今後の救出について、知事は「いま分析しているところだが、すぐに救出できるとは思わない」と述べて、相当な時間がかかるという見通しを示しました。
そのうえで「少年たちの体力を見極め、判断したい」と述べて、医薬品を携行した医師を13人のもとに派遣して体調や体力を回復させたうえで、ダイバーが補助しながら洞窟の外へと連れ出す方法を検討していることを明らかにしました。