アメリカでは8
日、
連邦法が
定めた、
大統領選挙の
結果を
各州が
認定する
事実上の
期限を
迎えました。すでに
全米の
ほぼすべての
州で
結果が
認定されており、
アメリカメディアは、
法廷闘争を
続けるトランプ大統領が
結果を
覆す可能性は
一層低くなったと
伝えています。
アメリカ大統領選挙は、2つの
州を
除いて
有権者による
一般投票で1
票でも多く
得票した
候補者が
州ごとに
割りふられた
選挙人のすべてを
獲得し、
過半数の270
人を
獲得した
候補者が
当選する
仕組みになっています。
連邦法では、選挙後、期限内に各州で選挙結果が認定されていれば、連邦議会はその結果を尊重しなければならないとされていて、今回の選挙では8日がその期限にあたります。
すでに全米50州のほぼすべてと首都ワシントンで選挙結果が認定され、民主党のバイデン前副大統領が270人以上の選挙人を獲得することが確認されていることから、アメリカメディアはトランプ大統領が法廷闘争などで結果を覆すのは一層難しくなったと一斉に伝えています。
来週14日には全米50州と首都ワシントンで指名された選挙人による投票が行われ、この結果を受けてバイデン氏の勝利が確定することになります。
通常の大統領選挙では、こうした選挙後の手続きは注目されませんが、今回はトランプ大統領が選挙結果を争う姿勢をとり続けているため、関心が集まっています。