Actualités japonaises: 札幌 “閉鎖”納骨堂強制執行の申し立てを取り下げ

札幌さっぽろ “閉鎖へいさ”納骨のうこつ堂どう強制きょうせい執行しっこうの申し立もうしたてを取り下とりさげ

Nov 17, 2022 17:11

Furigana

運営うんえいする宗教しゅうきょう法人ほうじんの資金しきん不足ふそくで競売きょうばいにかけられた札幌さっぽろ市しにある納骨のうこつ堂どうをめぐり、落札らくさつした不動産ふどうさん会社かいしゃが17日にち、建物たてもの明け渡あけわたしの強制きょうせい執行しっこうを求もとめる申し立もうしたてを取り下とりさげたことがわかりました。

札幌さっぽろ市し東ひがし区くにある納骨のうこつ堂どう「御霊みたま堂どう元町もとまち」は、運営うんえいする宗教しゅうきょう法人ほうじん「白鳳はくほう寺てら」が資金しきん不足ふそくで建物たてものと土地とちを差し押さしおさえられたあと競売きょうばいにかけられ、落札らくさつした市内しないの不動産ふどうさん会社かいしゃが裁判所さいばんしょに対にたいし、建物たてものの明け渡あけわたしの強制きょうせい執行しっこうを申し立もうしたてていました。

強制きょうせい執行しっこうの期限きげんは今月こんげつ21日にちとされていましたが、札幌さっぽろ地方ちほう裁判所さいばんしょによりますと17日にち、不動産ふどうさん会社かいしゃから強制きょうせい執行しっこうの申し立もうしたてを取り下とりさげる書類しょるいが提出ていしゅつされ、受理じゅりしたということです。

宗教しゅうきょう法人ほうじんは先月せんげつ、納骨のうこつ堂どうが閉鎖へいさされるとして770基き余あまりの納骨のうこつ壇だんの契約けいやく者しゃに対にたいし、遺骨いこつを引き取ひきとるよう呼よびかけましたが、先月せんげつ下旬げじゅんから鍵かぎがかけられて引き取ひきとりができないほか、宗教しゅうきょう法人ほうじん側がわと連絡れんらくが取とれなくなっていて、遺骨いこつの取り扱とりあつかいなどの先行さきゆきが不透明ふとうめいな状況じょうきょうになっています。