架空請求の
詐欺に
使われる「
民事訴訟が
起こされた」というウソのはがきを
印刷した
などとして、
愛知県警察本部などは、
東京の
男ら
4人を
逮捕し、
印刷拠点を
捜索しました。こうした
詐欺に
使われるはがきの
印刷拠点が
摘発されたのは
全国で
初めてで、
警察は、
この4人が
詐欺グループだとみて、
実態の
解明を
進めています。
逮捕されたのは、
東京 豊島区の
無職、
村上純一容疑者(35)ら
4人の
男です。
愛知県警察本部によりますと、4人は4日、東京 豊島区の集合住宅の1室で、実在しない「訴訟通知センター」の名義で「民事訴訟最終通達書」と題したウソのはがきを印刷したなどとして、有印私文書偽造などの疑いが持たれています。
警察は、4人の認否を明らかにしていません。
警察は、この部屋が架空請求の詐欺に使われるはがきの印刷拠点とみて捜索し、およそ10万枚のはがきやプリンターなどを押収したということで、このうち、およそ2100枚は印刷済みだったということです。
架空請求の詐欺に使われるはがきの印刷拠点が摘発されたのは、全国で初めてで、警察は、4人が詐欺グループだとみて、実態の解明を進めています。
「民事訴訟最終通達書」などと書かれたはがきを送りつけ、訴訟を取り下げる名目で現金をだまし取る詐欺の被害は全国で相次いでいて、警察は、このようなはがきが届いても記載された番号に電話しないよう呼びかけています。