フランスから英国へ向かう途中だったサッカーのエミリアーノ・サラ選手(28)を乗せた小型機がイギリス海峡に墜落した2019年の事故で、英カーディフの刑事法院は28日、機体の安全を危険にさらした罪で飛行を手配したデービッド・ヘンダーソン被告に有罪評決を下しました。
サラ選手はアルゼンチン出身。当時フランスのサッカーチーム、ナントからイングランド・プレミアリーグのカーディフ・シティへ移籍が決まったばかりでした。
墜落事故は19年1月21日、パイロットのデービッド・イボットソンさん(59)とともにフランス西部のナントから英ウェールズのカーディフに向かう途中に起きました。
サラ選手の遺体は同年2月6日、民間の捜索隊が機体の残骸から回収。イボットソンさんの遺体は見つかっておらず、機体も回収されていません。