大リーグ、
大谷翔平選手が
所属するエンジェルスは
先月30
日、
就任1年目だったブラッド・オースマス
監督を
解任しました。オースマス
監督は
おととしまで
4シーズン、タイガースで
監督を
務めたあと、
今シーズンから
3年契約でエンジェルスの
指揮をとっていました。
しかしチームは今シーズン、72勝90敗で5チームで争うアメリカンリーグ西部地区で4位と低迷し、5年連続でプレーオフ進出を逃しました。90敗を喫したのは20年ぶりでした。
レギュラーシーズン終了翌日の先月30日は、オースマス監督がシーズンを総括する会見を行う予定でしたが、球団が、会見が始まる直前に中止を伝え、その後、監督の解任を発表しました。
ビリー・エプラーゼネラルマネージャーは「非常に難しい決断だったが熟慮したうえで、違う方向に進む必要があると判断した」と解任の理由を説明しました。
大谷選手の来シーズンについて、エプラー氏はNHKの取材に対し、大谷選手の希望どおり投打の二刀流で復帰させるとしたうえで、ピッチャーとしてもバッターとしても力を発揮できる二刀流はチームにも好影響をもたらすと述べていて、監督がかわってもこれまでの方針は踏襲されると見られます。