感染状況に関する都道府県ごとの
最新の
データが
公表され、「
病床の
ひっ迫具合」では、
指標の
上で
最も深刻な「
ステージ4」に
該当した
都道府県はありませんでした。
一方、「
ステージ3」には
沖縄県や
石川県など10
都府県が
該当しています。
政府の
分科会は、
新型コロナウイルスの
感染状況を4つの
ステージに
分類し、
このうち爆発的な
感染拡大への
備えが
必要な「ステージ4」と
医療提供体制に
大きな支障が
出ることが
懸念される「ステージ3」については
目安として
具体的な
指標を
示しています。
「病床のひっ迫具合」では、「最大で確保できる病床の使用率」が50%以上になった場合などにステージ4に該当しますが、厚生労働省によりますと、今月9日時点で該当する都道府県はなかったということです。
一方、「最大で確保できる病床の使用率」が、ステージ3の指標の20%以上だったのは10都府県でした。最も高かったのは、
▽沖縄県で44%、
▽石川県が40%、
▽東京都が31%、
▽福岡県が30%、
▽福井県が28%、
▽大阪府が27%、
▽愛知県が26%、
▽三重県と徳島県が23%、
▽群馬県が22%となっています。
政府の分科会は「指標はあくまで目安で国や都道府県は地域の状況などを踏まえて総合的にステージを判断する必要がある」としたうえで11日、観光需要の喚起策、「Go Toトラベル」について「ステージ3」と判断された都道府県については事業からの除外を検討することなどを提言しています。