
“「マルチスポーツ」燃え尽き症候群の防止などメリットも”
大山准教授は「日本ではまだまだマルチスポーツは根づいておらず、研究もされていない。海外では中学生の世代で3つぐらいのスポーツをやっているのが平均で、平野選手などが注目されて“二刀流”という言葉が世の中に出てくるようになり、マルチスポーツが広がるいい機会になったと思う」と話していました。
そのうえで、特に子どもが複数の競技に触れることのメリットについて、「興味や関心を持つきっかけの幅が広がり、自分の体の動かし方を知ることができて健康面でも応用がきく」と指摘します。
そして「野球の大谷翔平選手がバドミントンや水泳をやっていたり、テニスの錦織圭選手がサッカーをやっていたりするなど日本のトップアスリートも複数の競技を経験している。1つのスポーツに絞ることを美徳とするのではなく、いろいろな競技を経験して一流になれるということを発信していってほしい」と話していました。









