地球から10km〜50km上の空にはオゾンという 気体が集まっています。これを「オゾン層」といいます。オゾン層は、体に害がある紫外線から私たちを守っています。しかし、1980年代から90年代の初めに、冷蔵庫や髪のスプレーなどでフロンガスなどをたくさん使ったため、オゾン層は壊れていきました。
国連環境計画と世界気象機関は、オゾン層が最近、少し戻ってきたと発表しました。2000年から2013年の間に、35km〜45km上の空でオゾンが2.5%〜5%増えた場所がありました。
1987年に、世界の国が協力してオゾン層が壊れないようにする約束をしました。そのあと、日本やいろいろな国がフロンガスなどを多く出さないようにしてきたため、オゾン層が少し戻ってきたと国連環境計画などは言っています。